音楽療法
I see you.
その人を知ることから、
音楽療法は始まる。
その日の表情
声のトーン
笑顔
それらに加え、
人生の移りゆくステージと共に
歩んできた音楽は、人それぞれ違う。

そこには、その人だけの
心のメッセージがあるのです。

音楽療法とは...
音楽を「聴く」「歌う」「奏でる」などの体験を通して、心と体のバランスを整えるケアのこと。
音楽の旋律、リズムがもたらす笑顔。
なつかしい歌詞から生まれる会話。
心が和む時間。
懐かしい歌や楽器を通して、その人らしさを引き出し、心穏やかな時間を育むための一つの方法です。
理念・想い
音楽のある日常。
そして、誰も取り残さない世界。
ロビーや共有スペース、お部屋など...
どこからともなく楽器や歌声が聴こえてくる。
施設内のさまざまな場所での会話や、リクエスト曲にお応えできる、介護士とは違った存在。
『施設専属の音楽コンシェルジュ』
このような存在が、常駐する施設があったらどうでしょう。
歌う人も、聴く人も、その人のままで音楽と過ごせる。そんな世界を作れたら、と思っています。
プログラム例
長い説明からではなく、音楽から始めることを大切にしています。
懐かしい曲をたくさん歌い、ときには静かに聴く。音楽そのものを楽しむ時間です。
・季節の歌・動揺唱歌
・懐かしい歌謡曲
・自然に身体が動くリズムのある曲
・歌から生まれる思い出などを話す時間
・リクエストによるピアノ演奏

曲の流れも
大切な演出のひとつ。
穏やかな曲から始まり
懐かしい情景を思い浮かべる曲
自然に心や身体が弾む曲。
最後は希望を感じられる曲、心穏やかになれる曲。
歌詞、リズム、メロディ、コード進行。
音楽が持つさまざまな要素を、
その日の様子に合わせて柔軟に取り入れていきます。

ある日の
音楽メニュー
・ふるさと
・富士の山
・青い山脈
・幸せなら手をたたこう
・みかんの花咲く丘
・りんごの歌
・真赤な太陽
・瀬戸の花嫁
・浜辺のうた
・涙そうそう
・高校3年生
・学生時代
・鉄腕アトム
・上を向いて歩こう
・いつでも夢を
・見上げてごらん夜の星を
※リクエスト曲には、随時お応えしています。
よくあるお悩み・ご相談
Q. 認知症が進み、会話が難しい方でも参加できますか?
はい。言葉でのやり取りだけに頼らず、懐かしい音楽を聴いたり、一緒に歌ったり、その方の反応を見ながら進めます。
Q. 集団のレクリエーションに馴染めない方にも対応できますか?
はい。グループだけでなく、居室などでの個別対応も可能です。無理に参加を促すことはせず、その方に合った音楽との過ごし方を大切にします。
Q. 職員による事前準備は必要ですか?
基本的なプログラムや音楽の準備はこちらで行います。当日のご様子や施設の状況を見ながら、内容を柔軟に組み立てますのでご安心ください。
Q. ベッドで過ごす時間が長い方にもできますか?
はい。居室では、その方のご様子に合わせて音量を控えめにしたり、ゆったりとしたテンポやバラード調にするなど、演奏やアレンジにも配慮しています。
会話と共に、懐かしい曲を聴いたり、リクエスト曲を楽しんだり、穏やかな音楽の時間を過ごしていただけます。
Q. 在宅介護でもお願いできますか?
はい。ご自宅での個別対応もご相談いただけます。ご本人はもちろん、ご家族様にとっても音楽とともに過ごせる時間を大切にしています。
サービス内容
● 1.施設の日常に音楽を届ける「音楽コンシェルジュ」
老人ホームという枠にとらわれない音楽空間の演出。
そこで暮らしている、一人ひとりの人生のステージを彩るプラン。
集団での音楽療法だけでなく、ロビーや共有スペース、個室など。
施設のさまざまな場所へ、その時々に合った音楽を届けるパッケージプランです。
入居者様との会話から生まれたリクエスト、食事の会場、おやつの時間など、その場の雰囲気に合わせた演奏、時にはカフェのようなBGMとして。
生演奏が特別なイベントではなく、日常の中にある環境。
施設のあらゆる場所に『音楽がある環境づくり』をお手伝いするためのプランです。
● 2. 個別の空間へ届ける「パーソナル生演奏」
個別でゆっくり音楽を楽しみたい方や、集団での音楽療法への参加が難しい方へも、音楽を届けます。
ご希望の方へは、お部屋へ伺い、ミニキーボードなどを使って、その方がお好きな曲を奏でます。
一曲の懐かしいメロディが心の扉を静かに開く
ベッドサイドでの生演奏。
私自身、認知症で言葉が少なくなった祖母の枕元で「カエルの合唱」を弾いたときのこと。
目を閉じていた祖母が、歌い出しました。
その時の祖母の嬉しそうな笑顔は、今でも忘れられません。
何十年も前に聴いた一曲が、その人の記憶と結びついていることがあります。
言葉だけでは届かない、心の引き出し。
それは、音楽によって呼び起こされることもあるのです。

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プロフィール
くりもと ゆみこ(あだ名:キャサリン)
東京都八王子市出身
神奈川県藤沢市在住
4歳からオルガン教室へ通い、その後電子オルガンやエレクトーンへ移行。学生時代にはバンド活動、そして当時流行していたディスコミュージックにも夢中になるなど、私の人生にはいつも音楽がありました。
高校を卒業する頃にはブライダル奏者に憧れ、都内の専門学校へ進学。音楽理論やコードの仕組みなどを学びました。その学校の講師陣は現役のプロフェッショナルな先生ばかり。
教え方も目から鱗の連続で、先生が目の前で弾いて録音してくれたアレンジを次のレッスンまでに弾けるようにしてくる宿題や、コードの種類を聴き分けたりと、耳を鍛える実践的なレッスンが多くありました。
このおかげで、楽譜がなくてもメロディが分かれば演奏できる、という今の私の特技につながっています。
その後、結婚式場では奏者、演出・ディレクション、シーンに合わせた音源制作、音響・照明のオペレーション、奏者のオーディションや育成、現場演奏用の楽譜制作・アレンジなどを行いました。
ブライダルの現場は、様々なハプニングが起こる現場。
そこで培った臨機応変さ、技術と感覚のすべてが、今の私の音楽療法の原点となりました。
■ 性格
困っている人がいると、ほうっておけないお節介
■ 趣味
マリンスポーツ、母との森林ドライブ、イソヒヨドリ
■ 座右の銘
正しさより、思いやり
■ 資格
音楽療法カウンセラー / メンタル心理ミュージックアドバイザー
■ 学歴
WOOD MUSIC SCHOOL 新宿校 本科
ブライダル・プロ養成コース卒業
■ 音楽歴
・ブライダル奏者・音響・音楽演出・ディレクション
・YAMAHAエレクトーン講師
・高齢者施設への音楽ボランティアサークル設立、演奏活動
(至誠ホーム:立川市/幸園:相模原市)
■ 事業内容 C_design office 代表
・高齢者施設向け音楽療法・音楽レクリエーション
・Webデザイン/グラフィックデザイン
・YouTube 企画・制作・運営
イソヒヨドリのピーちゃんねる
Cちゃんねる(音楽チャンネル)
■ 音楽活動内容
・地域コミュニティ施設『明日香(あすか)辻堂』にて音楽活動
・音楽療法(老人ホーム・ショートステイ・デイサービス)
施設でのデイサービス音楽レクリエーションの様子
湘南の野鳥が笑いを届ける...
癒し動画のご紹介
私がプロデュースする公式YouTubeチャンネル『イソヒヨドリのピーちゃんねる』
湘南の我が家のベランダに毎日訪れる、イソヒヨドリ家族の日常をメインに、空の絶景や、鳥たちが運んできた種から育つ植物の成長記などを配信。老若男女、幅広い年齢層の方々にご視聴いただいている番組です。
● 映像と音楽
湘南の海と空を背景に、ベランダに訪れる野鳥「ピーちゃんファミリー」。
思わず微笑んでしまうやり取りや、毎年繰り返される子育ての様子、季節の変化などを、様々な場面に合わせた音楽とともにお届けしています。
● イソヒヨドリ『おもしろ家族』の人間(鳥)模様
個性的な性格や関係性を、コミカルに解説。
求愛ダンスや大きく膨らんで騒いだり走ったり。表情豊かな野鳥たちのかわいらしさだけでなく、まるで人のような心を持つ野鳥の人間模様を、施設で暮らす皆様にも、テレビを囲んでお楽しみいただけたら嬉しいです。
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音楽の計り知れない力
ここでは、音楽が人にどのような影響を与えるのか
という視点での一例をご紹介いたします。
音楽が呼び覚ます、心の記憶
人は、音や音楽と深く結びついています。
あるメロディーを聴いたときに、ふと昔の記憶がよみがえったり
忘れていた感情が胸に広がったり...
そんな経験をされたことがある方も多いのではないでしょうか。
音楽の刺激は、私たちの感情をやさしく揺らし
記憶の扉を開く力を持っています。
認知症が進み、日々の楽しみや興味を失いかけていた方が
音楽をきっかけに表情を取り戻し、懐かしい記憶を語り出す...
そんな感動的な瞬間が映し出されている映像をご紹介します。
このドキュメンタリーでは、
「100ドルの薬より、一曲の音楽を」
というキャッチコピーと共に
音楽が人の心に与える深い影響が描かれています。

ご存知ですか?
「ユマニチュード®」という技法を...
「ユマニチュード®」とは...
「人間らしさを取り戻す」を意味するフランス語の造語。
「あなたは大切な存在」というメッセージを、行動で伝えること。
ユマニチュードを考案したのは、フランスの体育学専門家であるイヴ・ジネスト(Yves Gineste)氏とロゼット・マレスコッティ(Rosette Marescotti)氏の2人です。1979年にフランスで医療・介護現場のケア技法として開発されました。
介護をしていると、つい怒ってしまうことってありませんか。
私自身、過去の介護で後悔することばかりでした。
ですが、この方法を実践し始めることで、現在は、認知症の母ともハッピーな関係を築けています。今のところ、ですけどね(笑)
ちろん、この方法が全てではありませんが、少しでもこの方法が、介護で困っている方のお力になれたらなと、思いご紹介させいていただこうと思います。
介護する側も、介護される側も、ハッピーになれるための方法の一つ。そんな技法です。
言葉や目線の合わせ方ひとつで、心を閉ざした方の表情が穏やかになることから、さまざまな医療・介護の現場でも取り入れ始められています。
まずは、その実際のケアの映像を、報道番組でご覧ください。
新たな認知症ケア「ユマニチュード」とは【報道特集】 TBS NEWS DIGより
音楽療法 × ユマニチュード®
4つのこだわり
この手法を使い、心が閉ざされがちな高齢者の方や、言葉を発することが難しくなった認知症の方へも、不安な気持ちを少しでも取り除けるようなアプローチを行います。
● 1.「見る」:肯定を表すアイコンタクト
まずは、お一人お一人に、不意の驚きや不安を与えないようにご挨拶を行います。
離れたところから少しずつ視界に入り、アイコンタクトと共に笑顔と大きな身振り手振りでご挨拶。
「私はあなたの味方です」という “ 安心” を伝えます。
セッション中は常に、皆様と同じ目の高さと適度なアイコンタクトを行います。
● 2.「話す」:前向きな言葉がけ
認知症の方々は、“自分が忘れてしまうこと” はよく知っています。
そんなことから、ふとしたときに心が深く落ち込む...ということが頻繁に起こります。
これはご本人の性格の問題ではなく、病気が引き起こす症状でもあるのです。
過去でも未来でもない。
今、この時間を楽しむことがとても大切なこととなります。
そこで歌唱の合間にも、常に肯定的な言葉かけをすることが、自然な笑顔や発語には大切なアプローチとなります。
● 3.「触れ合い」:温もり
アイコンタクトと共に必要なのは、声かけや、握手のコミュニケーション。
ここでも更に「私はあなたの味方です」という “ 安心” を伝えることで、円滑なコミュニケーションに繋がるからです。
これはご家族同士でも、顔馴染みの介護士さんでも、あえて行なってみてください。
なぜなら、認知症の方との関わりでは、その都度「安心」を伝えることが大切だからです。
● 4.「立つ」:自分らしさ
ユマニチュードにおける「立つ」とは、「自分でできる」という自分らしく生きる尊厳を保つための大切な柱です。
私たちの集団レクリエーションでは、メロディーに合わせ座ったままでも、歌で声を発し、拍手や打楽器などで、自分を表現することを大切にしています。
ですが、人によっては混乱してしまうこともあります。その場合は、シンプルに「歌うことだけ」など、複数の指示をしすぎない配慮も必要です。

